うまの横顔

都会で刺激的な生活を送る僕と、田舎で何の変哲もない生活を送る猫。

★好きな小説ベスト15★だべ💛

好きな小説ランキング

★ベスト15★


👑1位 『何者』       朝井リョウ


👑2位 『陽だまりの彼女』  越谷オサム


👑3位 『こころ』      夏目漱石


 4位 『太陽の子』     灰谷健次郎


 5位 『世界地図の下書き』 朝井リョウ


 6位 『旅のラゴス』    筒井康隆


 7位 『清州会議』     三谷幸喜


 8位 『スクラップ・アンド・ビルド』 羽田圭介


 9位 『阪急電車』     有川浩


 10位 『旅のラゴス』    筒井康隆


10位 『キケン』      有川浩

11位 『楽園のカンヴァス』 原田マハ

12位 『十号室』      加藤元

13位 『ちょっと今から仕事やめてくる』 北川恵海

14位 『限界集落株式会社』 黒川伸一

15位 『もしドラ(略)』  岩崎夏海



読書の魅力をあなたにも。

 「読書」がいかに重要か、「読書」が習慣になった今だからこそ分かるけれど、「読書」にまったく興味のなかった当時の僕は、そんなこと全く分からなかったし、第一「読書」について考えたこともなかった。中学生だった当時は、読書をする人を見ては「友達が少なくて、物静かな子で、暗い子がすること」だと考えていたし、そこまで酷くなくても、高校生ときは、読書をしている子を見て、「インドアな子で、インテリぶってる子で、アウトドアな僕とは合わない子」だと考えていた。今となっては当時の自分がいかに愚かであったか分かるが、とにもかくにも、大学生になるまでは「読書」に関してそれくらいのイメージであった。


 そんな僕が読書をするようになったのだから、何か、大きな動機があったのだろうと推測することだろう。しかし、残念ながら、読書がすきになった動機というか、心当たりがない。ただ、暇だったから、目の前にあった「本」を手に取ってみた程度なのだ。強いて動機を述べるなら、「そこに本があったから」という返しが妥当だろう。登山家に「なぜ山に登るのか」と問くと「そこに山があったから」と返ってくるような、なんか、格好良さげな動機だが、少し、いやかなり、ニュアンスは違う・・。そういう感じである・・。


 「読書」は魅力的である。この魅力が何なのか、説明して納得するよりも、自分の目の前にある「本」をまずは手に取ってもらいたい。そして折れそうになっても、なんでも、最後まで読んでもらいたい。最後まで読めた時、きっと、ちょっとした感動が待ち受けていることだろう。その感動は、本が面白かったからとかそんなんじゃなくて、もっとこう、やる気が漲るような力が加わった、素晴らしい感動であるはずだ。その感動を味わえた時が、恐らくは、「本の世界」に入れたときなのだろう。

バイトがあるんだから。

バイトがあるんだから

バイトが忙しく、春休みなのに暇がない。どうして掛け持ちでバイトをやろうなんて思ったのか、折角の楽しい春休みが詰まらないものになることが想像できなかったのか、そんなことさえ、考えが及ばなかった自分にはがっかりである。そして「金が欲しい」という、単純かつ、目先の快楽だけをもとめて行動した、実に幼稚であるとしか言いようがない過去の自分を情けなく思う。

とは言っても、いつまでも肩を落としていられない。愚痴ぐち過去の自分に文句を垂れても未来は変わらないし、少しでもこれからの未来を良くしていくしかない。だから僕は旅に出る。「自分探し」とか「夢探し」みたいなそういう薄っぺらい動機ではなくて、もっと奥が深くて、人には説明ができないような、そういうものを求める素晴らしき旅を。


なんてかっこよく書いてみたけれど、そんな暇がないのが現実なのである。だって、バイトがあるんだから。