うまの横顔

都会で刺激的な生活を送る僕と、田舎で何の変哲もない生活を送る猫。

睡眠について

最近、僕は不眠症である。いや、不眠症と医師の診断も受けずに決めつけてしまうのは良くないな。言い換えよう。最近、僕は寝たくても寝られない。


先日、僕は『一流の睡眠』(ダイヤモンド社)を読んだ。この本の著者は確か精神科医であったと記憶している。著者がこれまでに身に付けた一流の睡眠技術を、専門用語なしの非常に容易な文章でまとめている。


今回は、三流の睡眠によって慢性的な眠気に襲われている僕が、眠気眼にこの本から学んだことを幾つか紹介しようと思う。寝たくても寝れないという悩みを持つ人、あるいは赤ちゃんのようにコロリと寝れるには寝れるが、睡眠の質が良くないと感じている人。そういった人たちに読んでもらえれば、重い瞼を押し上げながら書いた甲斐がある。
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質の高い睡眠をする上で重要なのは、


①自分にとってベストな睡眠時間を見つけること


である。これが分かりさえすれば、睡眠に関する悩みは万事解決なのである。


あなたも耳にしたことがあると思うが、「睡眠には90分サイクルがある」「○○時間以上寝るのが一番良い」などと言った睡眠に関する噂があるが、実はこれ、全くの迷信なのである。残念ながら、睡眠時間に関する絶対的な正解、不正解は存在しないのだ。なぜなら、人それぞれ取り巻く環境が違うからである。年齢も違ければ、日々の生活で感じているストレス、あるいは体の疲れなどが違う。様々な事情を持っている人たちを束ねて一概に良い睡眠についての説明はできないのだ。
したがって、強いて睡眠に関してアドバイスができるとすれば、「自分にとってのベストな睡眠時間を見つけよ」ということになるのである。
なんだ、そんなことか、と思うかもしれない。しかし、自分の睡眠について十分な水準まで理解している人はごくわずかである。少なくとも、未だに寝起きの良しあしが存在する人は自分の睡眠に対する理解は十分でないといえるだろう。かく言う僕も、もちろんできていない。


では、どのようにして「自分のベストな睡眠時間」を知ることができるのか。
本書では、最も有効な手段として、「睡眠ログ」というものを挙げている。「睡眠ログ」とは、何ん日間かの睡眠時間を測り、そして記録をするというものである。就寝時間や起床時間はもとより、コーヒーをどの時間帯に飲んだか、寝る前にスマホなどの明るい光を浴びたか、運動をしたか、部屋の温度なども記録できたら、なお良いとする。その日の体の状態を◎△×などで記し、あるいは良い、悪い、最悪、などと記録に残し、自分の睡眠時間を理解せよ、自分のベストな睡眠時間を見つけよ。という話である。


いよいよ欠伸が止まらなって涙で前が見えなくなってきたので、いったん、文章を切ろうと思う。ここまで読んでくれてどうもありがとう。また。

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